Mac の Smart Automation
iA Writer for Mac では、テキストの自動補完や変換をいくつか利用できます。細かなことに気を取られず、書くことに集中できます。
テキスト置換
テキスト置換を使うと入力が速くなります。単語(たいていは略語)と、それを自動的に置き換える単語やフレーズを登録できます。たとえば “FYI” と入力すると “for your information” に置き換えられます。

この機能は OS レベルで提供されており、iA Writer でも利用できます。Apple の設定で登録した置換ルールは、そのまま iA Writer にも反映されます。
設定方法の詳細は、この Apple サポートの記事 をご覧ください。
スマート置換
これらのオプションは Settings → Editor → Smart substitutions にあります。

Smart Copy/Paste をオンにすると、Editor に貼り付けた内容の前後に必要なスペースが自動で追加されます。
Smart Quotes を有効にすると、Editor に入力したストレートクォートが、入力中に自動でカールクォートへ置き換わります。

Smart Dashes も同様に機能し、ハイフンを 2 つ続けて入力すると、Editor 内でダッシュに置き換えられます。

Text Replacement を有効にすると、MacOS で設定した テキスト置換 も iA Writer で使えるようになります。
Smart Substitutions は Editor と Preview の両方に反映されます。
Smart Punctuation
このオプションは Settings → Markdown → Processing にあります。

オンにすると、Editor に入力したストレートクォートや二重ハイフンが、Preview ではそれぞれカールクォートやダッシュに変換されます。

Smart Substitutions と違い、Smart Punctuation は Editor 上のテキストには影響せず、Markdown の処理時に Preview だけで変換が行われます。
スマートリスト
iA Writer でリストを書き始めると、改行したときに同じ種類のリスト記号が自動的に挿入されます。空の項目のまま 2 回続けて改行すると、その項目は削除され、リストの入力が終了します。
引用ブロックでも同じ動作をします。
スマートテーブル
テーブル内では =(…) 構文を使って数式計算ができます。
- ほかのセルを参照した計算も可能です
- セル ID は左上を A0 として始まります
- 計算には math.js を使っています
| エディタ入力 | プレビュー出力 |
|---|---|
1 |
1 |
=(2 + 2) |
4 |
=(51 / 3) |
17 |
=(B1 + B3) |
18 |
=(TOTAL) |
40 |
注: Smart Tables で書式や計算のエラーを避けるため、演算子(+, -, *, /)の前後にはスペースを入れてください。

さらに、メタデータ変数も利用できます。
---
Var: 1
---
| エディタ入力 | プレビュー出力 |
|---|---|
=([%Var] + 0) |
1 |
=([%Var] + 1) |
2 |
=([%Var] + 2) |
3 |
単位変換もできます。
| エディタ入力 | プレビュー出力 |
|---|---|
=(25 m/s to km/h) |
90 km / h |
=(2.2046226218487757 lbs to kg) |
1 kg |
=(460 V * 20 A * 30 days to kWh) |
6624 kWh |
