iA ファミリーに新たに加わるのは、書き手のためのノートブック、iAノートブックです。
透かし罫線がペンを導き、文字がくっきりしてくるにつれて、その線は背景へと溶け込みます。iAノートブック は、何年にもわたる試作と失敗を重ねた、愛の結晶です。私たちのデザインチーム全体を巻き込んだプロジェクトでもありました。

もし iA Writer がノートブックだったら
すべては、ひとつの素朴な問いから始まりました。iA Writer が物理的なノートブックのかたちを取ったらどうなるのだろう? 10年がかりで育てたこのアイデアを、人工テキストが爆発的に増える時代に、さらに強く押し進めたのです。
iAノートブック では、あらゆる要素が気を散らすものを最小限にし、書く楽しさを高めるよう設計されています。iA Writer の哲学をそのまま映し、アプリで味わえる没入感のある集中体験を、オフラインの世界へ広げることが目標でした。
機能性は、デザインの重要な要素でした。紙の厚みと色は慎重に選び、製本方法も、気兼ねなく書けるように、ノートがしっかり平らに開くことを重視して決めました。透明性という考え方もデザインに影響しています。バンドの控えめな透かしや、透明の包装紙にその考え方が表れています。
消えていく透かし罫線
ノートには、書くことを邪魔しない一時的な足場のような罫線が必要でした。デザインは iA Writer の核にある「シンプルで、クリーンで、すっきりしていること」を反映しなければなりません。インクは、持ち主が手で書く文字だけに使われるべきです。いくつかの方法を検討した結果、繊細な透かし罫線を採用することがはっきり見えてきました。しかも、その実装には高度な技術と細部への注意が必要でした。

これらの透かし罫線は控えめで目立たず、ページを圧迫することなく方向を示してくれます。控えめな罫線とペンのインクとの高いコントラストが錯覚を生み、書き進めるにつれて線が少しずつ消えていくように見えるのです。
思考がページの上で形になっていくと、線は背景へ退き、テキストが主役になります。これは、目の働きに基づいた錯覚です。私たちは、いちばんコントラストの強いものに注目します。インクのほうが透かし罫線より強いため、透かしは見えなくなったように感じられるのです。


日本の職人技の真価
この小さなプロジェクトを形にするには、細部へのこだわりと、自分たちの仕事に深く向き合う印刷会社が必要でした。日本の企業文化では、忍耐と、より高い基準に到達するまで改良を重ねる姿勢が大切にされています。
東京にあり、私たちのオフィスからも遠くない製本パートナーは、これまでの仕事の完成度と、プロダクトデザインへの本物の関心によって選びました。彼らは単なる供給業者ではなく、共同作業をより良くするためのアイデアを積極的に出してくれる、本当のパートナーです。
- ページ数: 142
- サイズ: A5
- 発送元: 日本
- 送料: 国によって異なります。3冊以上なら送料無料です。
- 税金: VAT は含まれていません。地域によっては輸入税や関税がかかる場合があります。
各ノートブックは手作業で仕上げています。製本職人がロットごとに届けます。第1ロットは2024年6月中旬に発送予定です。
第2ロットで確実に手に入れたいなら、早めの注文をおすすめします。第1ロットは24時間で完売しました。