Mac の iCloud
iA Writer はストレージサービスを問いませんが、Mac で最も快適に使えるのは iCloud です。
iCloud を設定する
iCloud は通常デフォルトで有効ですが、次の手順で確認できます。
- macOS の System Settings を開きます
- 自分の名前(Apple ID)→ iCloud → iCloud Drive → Apps syncing to iCloud Drive を開きます
- iA Writer のトグルが on になっていることを確認します
iCloud Drive
これは iCloud の最新方式で、以前の「Documents & Data」方式とは互換性がありません。iOS 8 以降、または OS X 10.10 以降(Yosemite)が必要です。すべてのデバイスを同じタイミングで iCloud Drive に移行してください。
iCloud のセキュリティ
2023 年頃の多くの市場では、Apple が Advanced Data Protection という新しい iCloud 機能を提供しています。
これが Mac 版 iA Writer に意味すること
Advanced Data Protection が有効な場合、iA Writer の iCloud Drive 既定フォルダはエンドツーエンドで暗号化されます。つまり、iCloud で作業するときのファイルはエンドツーエンド暗号化で保護されます。
ただし Apple によると、Advanced Data Protection を有効にしていても、iCloud に保存される一部の メタデータ と利用情報は標準的な保護の対象にとどまります。これらも常に暗号化はされていますが、暗号鍵は Apple が保持しています。iA Writer では具体的に次の機能が該当します。
| Smart Folders | すべてのデバイスの Writer に同期される Smart Folder のルール。なお、ファイル本文は引き続きエンドツーエンドで暗号化されます。 |
| Style Check | すべてのデバイスに同期されるカスタムパターン。 |
| Global Metadata | すべてのデバイスに同期される Global Metadata。 |
💡 Writer の書類インデックス(Quick Search、wikilinks、tags などで使われます)はローカルに保存され、デバイス外へ送られることはありません。
iCloud とその各機能は Apple の製品・サービスです。利用可能な機能や有効化の方法について、最も正確で最新の情報は次の Apple の案内をご覧ください。https://support.apple.com/guide/mac-help/mh36817/mac
iCloud のトラブルシューティング
Apple は macOS 10.10(Yosemite)で iCloud を「Documents & Data」から「iCloud Drive」に変更しました。この 2 つは同時には使えず、書類を相互に同期することもできません。すべてのデバイスを同じタイミングで iCloud Drive に移行してください。
オンラインストレージの性質上、同期の問題が起こることがあります。たとえば、特定の書類だけ同期されない、iCloud の書類を開けない、デバイス同士の状態がずれる、といったケースです。次の項目を順にお試しください。
1. デバイスを再起動する
多くの場合、iCloud 同期の問題はデバイスを再起動することで解消します。再起動によって、同期を担っているシステムレベルの処理がリセットされます。
2. Apple 側で iCloud は動作していますか?
Apple の System Status ページで、iCloud Backup または iCloud Drive の状態を確認してください。
3. アップデートする
iCloud は概ね安定していますが、ときどき不調になることがあります。Apple は OS の更新ごとに iCloud を改善しています。お使いのすべてのデバイスで、OS と iA Writer を最新に保つことをおすすめします。
4. すべてのデバイスで時刻を自動設定にする
System Settings → Date & Time → Set date and time automatically
5. iCloud Drive の設定で iA Writer が有効になっているか確認する ¹
System Settings → Apple ID → iCloud → iCloud Drive (Options…)
6. Apple のサーバー上に iA Writer の書類が見えるか確認する
- パソコンで http://www.icloud.com にアクセスします
- Apple ID でサインインします
- iCloud Drive を開き、iA Writer フォルダを確認します
ここで書類が見えるのにデバイスへダウンロードされない場合は、Little Snitch のようなファイアウォール、VPN、またはウイルス対策ソフトが通信を妨げている可能性があります。
7. インターネットに完全に接続できているか確認する
社内ファイアウォールや TCPBlock のようなプライバシーツールが、iCloud のサーバーへの通信を遮断していることがあります。
iCloud の同期とバージョン管理は Apple が担っています
Writer の各アプリは Apple の API を使って iCloud と同期しているため、iCloud の同期やバージョン管理そのものは Apple 側が担っています。そのため、同期の問題に対して私たちができることは限られます。ただし深刻な iCloud の不具合は今ではかなりまれで、多くは上記の手順で解消できます。ここで解決しない場合は、[メールでご連絡ください](mailto:[email protected]?subject=Support Request: iCloud Issues)。できる限りお手伝いします。
¹ ここで書類を確認するための条件:
(i) iCloud が有効で、同じ Apple ID を使っていること。
(ii) デバイスがインターネットに接続されていること。
(iii) 会社で管理されているデバイスでは iCloud Drive の同期が無効にされていることがあります。その場合は iCloud → iCloud Drive が表示されず、iCloud 書類の同期はできません。 ↑
iCloud FAQ
新しい iA Writer にアップグレードしたら、iA Writer Classic の書類が見えなくなりました。なぜですか?
iA Writer と iA Writer Classic は別アプリなので、iCloud 上でも別々のフォルダを使います。Classic のフォルダは writer| アイコン、新しい iA Writer は <span class="i-a">iA</span>| ロゴが目印です。
Mac で書類を移行するには、Finder を使って iA Writer Classic の iCloud フォルダから iA Writer のフォルダへ書類をコピーすることをおすすめします。移行が終わったら iA Writer Classic は削除してかまいません。
ファイルは iCloud Drive の Web サイト からも確認できます。
iCloud に保存している Writer のファイルをローカルにバックアップしたい
Mac 版 Writer では、iA Writer の iCloud Drive フォルダの内容を別のローカルフォルダへコピーしてください。
iCloud を使う場合、オフラインでも書類を見たり作成したりできますか?
はい。 iCloud 上の Writer 書類は、オフライン利用のためにデバイス上へ保存されます。オフライン中に作成した書類や変更内容は、次にインターネット接続したときに他のデバイスへ同期されます。同じ iCloud 書類を 2 台のデバイスで編集した場合は、どちらが新しいかを iCloud が判断します。競合が起きた場合、Writer が残すバージョンを選べるようにします。
削除したファイルを復元できますか?
icloud.com では、削除したファイルを最大 30 日間復元できます。Apple ID でサインインしたあと、次のどちらかを選んでください。
Data Recovery → Restore Files をクリックする
または
- Drive アイコン → Recently Deleted をクリックする
iCloud の復元機能について最新の手順は、次の Apple の案内 をご覧ください。
Web からファイルにアクセスできますか?
はい。 Web ブラウザから icloud.com にアクセスして iCloud Drive を利用できます。
Apple の iCloud の利用規約とプライバシーポリシーは?
iCloud を使うには、iPhone 3GS 以降、iPod touch(第 3 世代以降)、iPad、iPad mini で iOS 5 以降、または OS X Lion 以降の Mac が必要です。詳しくは www.apple.com/icloud をご覧ください。