前のチュートリアルでは、Syntax Highlight と Style Check を使って文章を磨く方法を学びました。ここでは Writer の Authorship ツールを使って外部ソースを追跡し、AI 生成テキストをうまく役立てる方法を見ていきます。
自分の言葉にする
書くとき、私たちはしばしば他の著者と協力したり、ChatGPT のような AI ツールが出したアイデアを再利用したり発展させたりします。
Writer の Authorship ツールは、外部ソースのテキストを強調表示することで、自分が書くものに責任を持てるよう促してくれます。
たとえば、記事、Wikipedia の項目、書籍の抜粋などから使いたい内容を見つけたとします。それを文書に貼り付け、テキストを選択し、右クリックして Mark As を開き、既存の著者を選ぶか新しい著者を追加します。AI 生成テキストのような、人間以外のソースにも使えます。
Mac 版 Writer では、外部ソースからテキストをコピーし、Writer 上で右クリックしてメニューから Paste As を選ぶこともできます。
テキストを外部ソースとしてマークすると、文書内で次のような変化が起こります。
- Other(AI など)としてマークされたテキストは、控えめに薄く表示される
- 別の人が書いたテキストは、下線付きで表示される
自分で書いたテキストは、通常のしっかりした色のままです。
このように Authorship を使えば、誰が何を書いたのかがひと目でわかります。つまり、外部のテキストを自分の声、自分の感情、自分の解釈に基づいて書き直せるということです。
批評し、追跡し、書き換える
文章にひととおり満足したら、別の目で見てもらって推敲するのはいつでも有効です。
近くに人がいなければ、AI に文章を書かせるのではなく、自分の文章の問題点を指摘してもらう道具として使いましょう。
たとえば、テキストを AI チャットに貼り付けて、長すぎる文や事実誤認の可能性をなくすよう頼みます。
そのあと AI が提案した修正をコピーし、Writer に戻って元のテキストを選択し、右クリックして Paste Edits From を選びます。
するとどうなるでしょう。Writer はあなた自身のテキストはそのままの色で保ちつつ、AI が提案した変更だけを薄く表示します。どこまでが自分の文章で、どこがそうでないかがはっきり見えるのです。その違いを手がかりに、自分の声を正確に反映するまで書き直してください。書くものは自分のものにしましょう。
より詳しい説明や実践的な例は、AI を使って文章を改善する方法を紹介した記事 Turning the Tables on AI をご覧ください。
これで、Authorship ツールを使って外部ソースを追跡し、文章を改善する基本はつかめました。次の、そして最後のチュートリアルでは、ファイルの共有と書き出しについて学びます。