東京は iA の生まれ故郷であり、いつも私たちの仕事を静かに動かす原動力だった。とくに電車には、めったにないものがある。落ち着き、明快さ、そして前へ進む力だ。東京の電車に座っていると、何かをする必要はない。ただ前に進めばいい。それは、書くことにぴったりの心構えだ。
だからこそ Tokyo Focus Tracks を作った。街を走る各路線から着想を得た、環境音のシリーズだ。集中を助けるよう設計されていて、頭をすっきりさせ、指を動かし続けられる音の空間をつくる。
1. Keihin Tohoku Line
Keihin–Tōhoku Line は、埼玉県の大宮から東京の中心部を通り、神奈川県の大船まで伸びる路線で、埼玉、東京、川崎、横浜といった主要都市をつないでいる。36駅を持ち、1日にほぼ300万人が利用する、東京でも屈指の通勤路線だ。路線名は東京(東京)、横浜(横浜)、東北本線(東北本線)から来ている。
2. Yamanote Line
Yamanote Line は、東京を象徴する環状線だ。都心の各地区をぐるりと囲み、新宿、渋谷、池袋、東京駅といった主要拠点をつないでいる。30駅、34.5 km を走り、1周するのに約1時間かかる。
3. Narita Sky Access
Narita Sky Access Line は、成田国際空港と東京中心部を結び、街の中心へすばやく入っていける路線だ。都市と郊外の風景をまたぎながら、移り変わりと新しい始まりを象徴している。
どの Tokyo Focus Track も、背景に溶け込み、思考が主役になるよう設計されている。集中したいとき、ページがなかなか動き出さないとき、あるいは執筆を導く安定したリズムがほしいときに使ってほしい。
Why trains and type?
これらのトラックは主にサウンドスケープだが、見た目も魅力的にしてある。タイポグラフィをクローズアップし、その細かなディテールを際立たせた。書体デザイナーやタイポグラファーのあいだには、電車への秘かな愛着がある。そこをビジュアルでも祝いたかった。
まだ始まったばかりだ。東京のサウンドスケープをめぐる旅は、これからもっと増えていく。今はまず、つないで、再生して、街に流れを見つける手伝いをしてもらおう。最新リリースを追いかけるなら、チャンネル登録して、東京の音の風景を一緒に探検し続けてほしい。
