2006 年 12 月から 2007 年 2 月まで、私たちは Facebook のプロダクトマネージャーと連絡を取っていた。案件は、いずれ Facebook を再設計するというものだった。結局契約には署名されなかったので、デザインは引き出しにしまっておいた。それが今までの話……

お気づきかもしれないが、以下の 2 画面は 2006 年当時の正確なデザインそのものではない。ウェブはもう当時と同じではないし、私たちも同じではない。Facebook の現在のデザインと公平に比較するために、スケッチを現代のデザイン基準に合わせて調整した。厚化粧をしてはいるが、土台のワイヤーフレームと情報設計の原則は今もまったく同じだ。画像をクリックすると 1:1 のデザインスケールが見られる。

Facebook startpage through the eyes of <span class=iA" title="Facebook startpage through the eyes of iA" />

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Facebook startpage with chosen comment thread through the eyes of <span class=iA" title="Facebook startpage with chosen comment thread through the eyes of iA" />

レイアウト

基本アイデアは、メールアプリのようなインターフェースを、柔軟な 3 カラムレイアウトで作ることだった。フィルター、情報ストリーム、反応 を明確に分ける。

  1. フィルター: 左カラムは並べ替えのための装置として機能する
  2. 情報ストリーム: 中央カラムに絞り込まれた結果を表示する
  3. 反応: 右カラムで、個々のフィード項目について議論する

どのメニュー項目(ニュースフィード、メッセージ、写真……)を選ぶかによって情報設計は変わるが、フィルタリング、閲覧、反応を分ける 3 カラムレイアウトは大半のセクションで維持される。たとえば、左で「Messages」を選ぶと、次のような表示になる。

  1. Inbox、Outbox、Drafts、Trash などのサブメニュー(左)
  2. メッセージヘッダーと最初の 2 行(中央)
  3. 返信入力欄付きの全文メッセージ(右)

情報設計

当時のスケッチを、今オンラインにある Facebook の実際のデザインと比べると、次のようなことが分かる。

  1. ブランドにもっと余白がある
  2. フィードにもっと余白がある
  3. 議論にもっと余白がある
  4. 主要なナビゲーション要素がひとまとめになっている
  5. 閉じ込められた余白が少ない
  6. 右カラムがいつもの蚤の市みたいではない
  7. 広告がより目立つ

公平に比べるには、2 枚の画像のうち 1 枚を、実際の Facebook サイトの横で新しいブラウザタブに開く必要がある。以下は抽象的な比較だ。左が現在の Facebook のデザイン、右が iA が再設計した 2006 年のコンセプトだ。

The Facebook news feed beside the <span class=iA mockup" title="The Facebook news feed beside the iA mockup" />

もちろん当時は、3 カラムレイアウトが史上最高にクールなソーシャルネットワークのレイアウトだと思っていた。今では、この手を使うアプリはいくつもある。たとえば、非常に人気のあった Outlook Express などだ。スクロールの挙動、スケーリング、リクエストがどこにあるのか、もしこうなったらどうなるのか……話すことはまだたくさんあるが、私は長いブログ記事は信じていない。それでも、ひとこと だけでももらえたらうれしい。賛成? 反対?